2016年診療報酬改定まであと1年。
議論の中で、注目すべきポイントをお伝えします。
政府の規制改革会議に設置した
「医療・保健ワーキンググループ」で
「一部湿布薬を保険給付からはずす」
「湿布薬について処方制限を設ける」ことを論点に掲げました。
健康保険組合連合会では、主成分に
サリチル酸メチル ・ メントール ・カンフル などが含まれる
炎症初期の温熱、冷却に用いる第一世代の湿布薬については
保険給付からはずし、それ以外の湿布薬の処方は処方制限を設ける
よう提言しています。
同連合会では
「湿布薬剤費にばらつきがあり、そこには『患者が望んで処方されているのではなく』
『医療機関が大めの処方をする』という要因が強い可能性がある」 と指摘。
過去の例を見ると、2012年度の栄養補給目的でのビタミン剤
2014年度にはうがい薬の単独処方 が保険給付から除外されています。
国が医療費の削減策として、スイッチOTC を進めたい意図が見てとれます。
株式会社トヨムラ医療総合研究所
http://www.medical-japan.com/
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