11月24日に開催された内閣府の第19回経済財政諮問会議で
平成28年度予算編成の基本方針(案)が議論されました。
経済財政諮問会議 第19回会議資料
社会保障分野(主に医科・調剤)で挙げられた要点は以下の通りです。
【薬価】
・後発医薬品は先発品の半額以下とする
・後発医薬品への置き換えが進まない特許切れの先発品も
大幅に価格を引き下げる
・市販品類似医薬品(湿布等)は保険収載よりはずすべき
【診療報酬本体】
・病床転換を促す為、7:1看護基準をより厳格化するとともに
診療報酬を引き下げる
・療養病床は医療の必要性の高い患者に限定し、
慢性期対応は医療から介護へシフトする
【調剤報酬】
・院外処方は院内処方に比べ、同一薬剤を用いた場合
1.2~1.5倍の高値となっているため、
保険薬局のあり方を抜本的に見直し、
いわゆる門前薬局の調剤報酬を適正化する
全体的にマイナス改定につながる内容が並んでおり、
2016年度診療報酬改定は、厳しい内容になることが予想されます。
㈱トヨムラ医療総合研究所
http://www.medical-japan.com/
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